オスの烏骨鶏とメスの烏骨鶏の違いについて

こんにちは、ミックスファーム管理人です。

ミックスファームでは、卵を産むメスの烏骨鶏はもちろんのこと、

オスの烏骨鶏も飼育しています。

ニワトリのオスがいることで、卵は「有精卵」となります。

有精卵はうまく温めると孵化してヒヨコが産まれます。

オスの特徴は?

■見た目

・烏骨鶏オスの場合

烏骨鶏のオスの特徴は、

なんといってもクチバシの上の部分についているコブ。

(桑実冠といいます)

一般的なニワトリのオスで想像するのは、赤いトサカではないでしょうか。。

烏骨鶏のオスはこの大きなコブがついていて、首が長く、体はメスより一回り大きいです。

 

 

・烏骨鶏メスの場合

頭がモコモコしていて、一回り体が小さいのがメスです。

一般的に烏骨鶏といえばこちらのモコモコ頭のシルエットを想像する人が多いのではないでしょうか。

白くふわふわの毛に覆われており、皮膚や骨は真っ黒です。

 

上記のように、オス・メスの判別は一目瞭然。

 

ただし、ヒヨコの段階での判別は相当難しいとされています。

ミックスファームでは何度も卵を孵化させていますが、

実際・・わかりません。

経験上、成長が早く活発に動くのがオス、の確率が高いと思います。

 

■行動・性格

・烏骨鶏オスの場合

もともと、警戒心が強く、臆病な烏骨鶏ですが、

オスの性格は、一つのグループを守る責任感が強く、活動的です。

常に、外敵がいないか首を伸ばして遠くを見つめながらも、

エサを見つけると自分は食べずに、まずメスに分け与える甲斐性があります。。

また、自分たちのテリトリーに入ってくる人や動物がいると突進して攻撃する側面もあります。

詳しくは、ミックスファームのInstagramにて、

オスでリーダーオスリー(#オスリー)にてご確認ください笑

 

・烏骨鶏メスの場合

メスの性格は、臆病者そのものです笑

常に何かを警戒していて、ビビっています。

烏骨鶏のメスはニワトリの中でも神経質であると言われ、

特に、産卵途中で何かの気配を感じると、かなり大きな警戒の鳴き声を出します。

烏骨鶏は、何かが倒れたり、ぶつかったりする少しの物音で、すぐに警戒アラートを発します。


また、メスは産卵期の他に、抱卵期といって、卵を温めるために動かなくなる期間があります。

卵があってもなくても、ずっと産卵箱の中で温めモードのまま固まり、

ひどい場合エサも水もほとんど摂取しなくなります。

一定期間で自然と解除されますが、ひどい場合は個体が衰弱しますので、無理矢理産卵箱から出すことで解除をします。


もっとも、個体ごとに性格の違いはありますので、あくまで一般的な話になります。

ご自宅で飼育されていて完全に人に慣れている、などの場合、

特に、群れではなく1羽で飼育する場合は、人と同じグループであると認識するのか、簡単に手に乗ったり、すぐに懐いてくる時もあります。